ごめんねはいらない。
2008年3月8日 日常 コメント (2)私には、完治した病気がある意味再発し(ある意味というのは完全なる再発ではなかったから)また治り、その手術のせいで今また別の治療をうけている友達がいる。
基本的に日常生活には問題がなく、今はもう仕事もしているのだが、治療がある日はお休みして、という日々らしい。
彼女がこのような日々を送れるようになったことは、2年前の病気を知った日からすれば、非常に喜ばしいことである。
彼女は私と同じで音楽やライブが好きで、比較的音楽の趣味も合うので、病気になる前からよく一緒にライブなどに行っていた。
復帰後も、以前ほどではなくなったが(私自身が以前ほどライブに行かなくなったし)まあ結構一緒に行っていた。
ただ。
やはり体調が昔に比べ不安定なのと、体力も若干は落ちているため(年をとれば誰でもそう。私もそう)、行く予定だったものに突然行けなくなることが多くなった。
チケットを取る時は快調で、行く気満々だから手配するわけだが、結局その日やっぱり行けないということが結構ある。
体調が悪いのだから仕方ない。
今でも治療を受けているのだからそれは仕方ない。
でも。
先月、昨年から一緒に行こう!と予定していたライブがあった。
でもその後調子が悪くなり入院、しかしあっというまに回復し順調だったのだが、そういえばライブが今週と近づいてきたけど大丈夫?行けそう?と気になったのでメールしてみたら、
「ちょっとまだ無理かな。彼ら激しそうだしね(笑)」という返事だった。
チケットはほとんどの場合私が取っているので、私はそれからすぐに他に一緒に行ってくれる人を探した。
急だったので、何人かはダメだったのだが、声をかけた友達も一緒に誰か探してくれて、結局共通の友達が行けることになり、しかもとても喜んでくれたので、私も嬉しかったし、チケットも無駄にならなくてよかった。
昨年の春頃、彼女は職場のストレスで体調を崩した時があった。私も以前にいた会社なので、大体どんな雰囲気でどんな状況だったのかは分かる。
大病を患ったあとだったし、体力もなくなっていたところに上司との不仲でどでかいストレスになったのもとても理解できる。
ちょうどその日は私の誕生日で、私の姉とその息子も帰ってきていたので、甥っ子お披露目を兼ねたパーティをやったのだが、彼女は来られなかった。次の日に年下男子のライブがあったので、姉も一緒に3人で行くことにしていたのだが、ライブ当日に、これも無理だよね?とメールしたら、「そうね。まだ外出できないわ。」という返事がきた。
当日誰か行ける人はいないかと思い、心当たりに声をかけてみたが、GWの始まりだったのもあって予定のない人は見つからず、この日は姉も一緒だしまあいいか、とあきらめたので、私がチケット代を負担した。
こういうことはこの後も何回かあった。
病気だから仕方ない。
行けなくなるのは当然、行きたいと言ったからチケットをとって立替をしていたのも気にしなくていい。
本当にそうなのかな。
「行けなくなっちゃった。残念。」とは言っても
「ごめん。」とは絶対に言わない。
なんで??
病気だから、突然体調悪くなって行けなくなるのは当然で、その後のことは気にする必要はないの?
この1年間そんなことがちょっとずつ脳裏をかすめながら考えないようにしてきた。
でも。
その先月の、突然声をかけた友達たちが全員、本当に全員、
「その日は予定あるんだ。ごめん!」って言ってたの。
「こちらこそ突然ごめんねー。」
そのうちの1人は他に行けそうな人を探してくれまでした。
あれ?
私はよく分からなくなった。
その時思い出したけど、親しくしていた年上の子持ちの人とよくライブなど行っていた時期があったのだけど、一度子供が急に熱を出して行けなくなって、行ってもいないライブのチケット代を払ってくれた。
その時は本気で「いいよー」って言ったけど。
そんな人もいる。でも私もたぶんそうするだろうな。当然。
もうライブだのチケット代だのってうるさいですか?
上手く言えないけど、私が引っかかっているのは一言の、一言の何かがあるのとないのとの違い。
彼女は病気になって1、2年だし、まだまだ心の負担も大きいのだろうから、本当にこんな風に考えてしまう私がもういやです。
きっと彼女だって自分の体のことに必死なわけだから。
ただ。
本気でそう思う反面、本当にそうなのかなと思うのも事実。
私は仕事環境柄、病気やハンデのある人、子供、お年寄りのケアをするところのお手伝いをするボランティアに参加する機会も多い。
そのようなところにいる人々は、皆、
「どうもありがとう。ごめんなさいね。」
「ごめんね。でもありがとう!」と言ってくれる。
そんな時、「ありがとう」の言葉はとても嬉しいけど、「ごめんね」はいらないよー!と本気で思います。
これこそ真実だと思います。
結果。
だから、もう彼女の分のライブチケットをとるのはやめます。
もちろん彼女が行こうよと言ってきたのは別ですが。
「この人来るよ!行く?」と聞いたりするのはやめます。
冷たいですか?小さい人間ですか?優しくないですか?
でももういいです。
せめてもうしばらくは。
基本的に日常生活には問題がなく、今はもう仕事もしているのだが、治療がある日はお休みして、という日々らしい。
彼女がこのような日々を送れるようになったことは、2年前の病気を知った日からすれば、非常に喜ばしいことである。
彼女は私と同じで音楽やライブが好きで、比較的音楽の趣味も合うので、病気になる前からよく一緒にライブなどに行っていた。
復帰後も、以前ほどではなくなったが(私自身が以前ほどライブに行かなくなったし)まあ結構一緒に行っていた。
ただ。
やはり体調が昔に比べ不安定なのと、体力も若干は落ちているため(年をとれば誰でもそう。私もそう)、行く予定だったものに突然行けなくなることが多くなった。
チケットを取る時は快調で、行く気満々だから手配するわけだが、結局その日やっぱり行けないということが結構ある。
体調が悪いのだから仕方ない。
今でも治療を受けているのだからそれは仕方ない。
でも。
先月、昨年から一緒に行こう!と予定していたライブがあった。
でもその後調子が悪くなり入院、しかしあっというまに回復し順調だったのだが、そういえばライブが今週と近づいてきたけど大丈夫?行けそう?と気になったのでメールしてみたら、
「ちょっとまだ無理かな。彼ら激しそうだしね(笑)」という返事だった。
チケットはほとんどの場合私が取っているので、私はそれからすぐに他に一緒に行ってくれる人を探した。
急だったので、何人かはダメだったのだが、声をかけた友達も一緒に誰か探してくれて、結局共通の友達が行けることになり、しかもとても喜んでくれたので、私も嬉しかったし、チケットも無駄にならなくてよかった。
昨年の春頃、彼女は職場のストレスで体調を崩した時があった。私も以前にいた会社なので、大体どんな雰囲気でどんな状況だったのかは分かる。
大病を患ったあとだったし、体力もなくなっていたところに上司との不仲でどでかいストレスになったのもとても理解できる。
ちょうどその日は私の誕生日で、私の姉とその息子も帰ってきていたので、甥っ子お披露目を兼ねたパーティをやったのだが、彼女は来られなかった。次の日に年下男子のライブがあったので、姉も一緒に3人で行くことにしていたのだが、ライブ当日に、これも無理だよね?とメールしたら、「そうね。まだ外出できないわ。」という返事がきた。
当日誰か行ける人はいないかと思い、心当たりに声をかけてみたが、GWの始まりだったのもあって予定のない人は見つからず、この日は姉も一緒だしまあいいか、とあきらめたので、私がチケット代を負担した。
こういうことはこの後も何回かあった。
病気だから仕方ない。
行けなくなるのは当然、行きたいと言ったからチケットをとって立替をしていたのも気にしなくていい。
本当にそうなのかな。
「行けなくなっちゃった。残念。」とは言っても
「ごめん。」とは絶対に言わない。
なんで??
病気だから、突然体調悪くなって行けなくなるのは当然で、その後のことは気にする必要はないの?
この1年間そんなことがちょっとずつ脳裏をかすめながら考えないようにしてきた。
でも。
その先月の、突然声をかけた友達たちが全員、本当に全員、
「その日は予定あるんだ。ごめん!」って言ってたの。
「こちらこそ突然ごめんねー。」
そのうちの1人は他に行けそうな人を探してくれまでした。
あれ?
私はよく分からなくなった。
その時思い出したけど、親しくしていた年上の子持ちの人とよくライブなど行っていた時期があったのだけど、一度子供が急に熱を出して行けなくなって、行ってもいないライブのチケット代を払ってくれた。
その時は本気で「いいよー」って言ったけど。
そんな人もいる。でも私もたぶんそうするだろうな。当然。
もうライブだのチケット代だのってうるさいですか?
上手く言えないけど、私が引っかかっているのは一言の、一言の何かがあるのとないのとの違い。
彼女は病気になって1、2年だし、まだまだ心の負担も大きいのだろうから、本当にこんな風に考えてしまう私がもういやです。
きっと彼女だって自分の体のことに必死なわけだから。
ただ。
本気でそう思う反面、本当にそうなのかなと思うのも事実。
私は仕事環境柄、病気やハンデのある人、子供、お年寄りのケアをするところのお手伝いをするボランティアに参加する機会も多い。
そのようなところにいる人々は、皆、
「どうもありがとう。ごめんなさいね。」
「ごめんね。でもありがとう!」と言ってくれる。
そんな時、「ありがとう」の言葉はとても嬉しいけど、「ごめんね」はいらないよー!と本気で思います。
これこそ真実だと思います。
結果。
だから、もう彼女の分のライブチケットをとるのはやめます。
もちろん彼女が行こうよと言ってきたのは別ですが。
「この人来るよ!行く?」と聞いたりするのはやめます。
冷たいですか?小さい人間ですか?優しくないですか?
でももういいです。
せめてもうしばらくは。
コメント
決して間違ってなんかいませんよ!
そもそも「ごめんね」って言う言葉は免罪符ではないですし、その言葉の重さを知っているならば、相手のことをまず第一に考えて行動すべきなのですから。
でも、お友達が元気になって一緒にライブに行ける日が来るといいですね。
そんなふうに言っていただけるとちょっとホッとします。
ほんとこういう気持ちって難しいですー。
私も早く彼女が本当に元気になればいいなと思います。
ありがとうございました。