11/6
マキシム ソロリサイタル 東京オペラシティ コンサートホール。
約7ヶ月ぶりのマキシムです。
http://diarynote.jp/d/33398/20050417.html参照 結構同じこと書いてます…)
今回はソロ、ということでピアノ一台のみでの演奏。
感想。やっぱりすごかった。。。
不思議なのですが、私はマキシムのコンサートに行くと本当に睡魔に襲われるのです。記憶が走馬灯のように頭の中を巡り巡って、気が遠くなり気を失いそうになる。でもちゃんと耳にはピアノの音色が届いている。本当に不思議だ。
この日も然り。心地よい音色でうっとりして眠くなる、というのとはちょっと違う。
心地よい音色でうっとりというのはそうなのだけど、もっと苦しいというか、疲れるのだ。1曲ごとにもうぜぇぜぇするのです。一緒に聴いている母もとても疲れると言っている。演奏が終わると拍手喝采するのだけど、もうこれは現実に引き戻された瞬間反射的にでる行為。あっさり一瞬で引き戻されるのだが、これは間違いなく演奏を聴いている間中トリップしているのだと思う。
不思議だー。不思議なピアニスト、マキシム。
マキシムの奏でる音色に溺れそうになりながらも「生(せい)」というものを感じるのだ!必ず生きて帰る、みたいな。(笑)
演奏はノクターンに始まり、ショパン、そして展覧会の絵(ムソルグスキー)。はっきり言って私は「展覧会の絵」はさほど好きではないのだが、もっともっと聴いていたくなる。いつか指が動かなくなってしまうのではないか?と毎回思うほどの激しいマキシムだが、どうしてとても柔らかい音色。私はマキシムというピアニストが本当に好きだ。
鳴り止まぬ拍手の中、私も(母も)手が腫れあがるほどの拍手をした。

11/19
私は楽器の中では弦楽器が大好きなので(もちろんピアノも好きなんだけど)、ピアニストのソロリサイタルに(1度のツアー中)複数回も行くことになろうとは数年前までは思いもしなかった。
ということで、再び行ってきました。
マキシム ソロリサイタル 東京芸術劇場 大ホール。
いやーちょっとお疲れな感じのマキシムでしたが、演奏は大迫力!今回は鍵盤をたたく指がよく見える角度の席だったので、乗りだして見てしまいましたよ。
この日は全く眠くならなかった。(展覧会の絵除く…)
どうしてこんなにマキシム(の奏でる音色)に夢中になるのか、と考えてみると、それは顔がいいから(だけ)では決してなく、マキシムの背負っている背景(母国クロアチア、少年時代など)が見え隠れ(別に隠れてないけど)するからなのではなかろうか。戦火の中ピアノのレッスンに通い、早くからその才能を見出され現在に至る。勢力的にワールドツアーをこなしとてもハングリーに見えるが、霊的スピリッツも高そうで。(はぁ?)アルバムを聴いているだけだって飽きないのだ。
とは言うもの生演奏はやはり格別で、この日もまたマキシムの世界に引きずり込まれたのであった。と言っても別に「さぁ皆さんご一緒に!」というものではないので「どうぞご勝手に」という感じだろうけど。
演奏曲は前回行った時と同じ予定だったが、当日一部変更になったらしい。もうちょっと長く聴いていたいーのといつも思うのだが、あれが限界なのかしらね。
余韻に浸りながらも終了−。
すでに来年春のジャパンツアーが決まっているというが。。。とりあえず今は保留。でもたぶんまた行くんだわ、私。きっと。

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