瞳の先に。

2005年6月23日 日常
フッ。
フハハハハハー。
やりました!
ついに観ることができました!!
ウィル・ケンプの踊りー。




本日、マシュー・ボーン最新作「愛と幻想のシルフィード」を観に行ってきました。
今やハリウッド映画進出でお馴染みの(?)英国人ダンサーウィル・ケンプ。
彼の踊りを生で見たことのなかった私が待ちに待って待ちわびていたこの瞬間。

昨年12月のチケット発売から早半年。(ええ。本当に早かった・・・)
初日ならばきっとウィルの踊りが観られるだろう!たぶん・・・。いわば賭けでした。
当日まで不安で不安でたまりませんでした。(大袈裟)
そして、本日。劇場にてキャスト板を見た時の私の胸の高鳴りったら!
母と2人、本当に喜んでしまいました。(おそらく皆そうだったでしょうけど)

「愛と幻想のシルフィード」は、言わずと知れた「ラ・シルフィード」を基に天才マシュー・ボーンが斬新に演出した作品。
マシュー、あなたは天才です。本当に。
なかなか激しいダンスの中に、苦しさと切なさ、そして愛が伝わってくる。
そしてウィル。さすがハリウッド映画出演しただけあります。演技に深みが増していた・・・。
花婿Jamesの切なさと悲しみに目頭が熱くなったわ。(大袈裟)
Jamesは、現実から逃れたい気持ちを持ちつつも(ドラッグに溺れシルフに憧れる)本当はちゃんと現実の世界で生きたいと思っている(シルフを人間にして連れて帰りたい)青年で、最後の最後で現実から遠ざかってしまった自分を嘆くのか、窓からそっと家の中をのぞいている姿が、悲しい・・・。
というようなことをウィル・ケンプは表現していたような気がする。

昨年の「プレイ・ウィズアウト・ワーズ」来日公演の時も客席で見かけたマシュー・ボーン。今日もいました!
今日はちゃんと黒のジャケットを着て気のいいおっさん風。
幕間が終わり席に戻ろうとした際にドア付近でマシューと遭遇。サインをもらってしまった☆
私はいつ何が起こってもいいように(はぁ?)マッキー極太を持ち歩いているので、パンフにすかさずサインをもらったのだが、なんとインクが切れそうになっていたらしく、ボーン氏に「あーペンが書けなくなってきたよー。ごめんねー」と謝られた。なんて優しいの!
いえいえこちらこそごめんなさいー、そしてありがとう。
一足先に席に戻っていた母も「ベルッチちゃん、あなたは本当にラッキーな娘ね。」と喜んでいた。

あーぁ。
あんなに楽しみにしていた(ウィル・ケンプの)「愛と幻想のシルフィード」。
もう終わってしまったなー。
でもでも本当にウィルの踊りが観られて嬉しかった。(涙)

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