春の気配。

2005年2月9日 日常
私たちはいつも「寒いね」「寒いね」と言っている。
私たちは冬に出会ったから(親しくなったから)、私がいつも「寒い!」と言っているから、毎日毎日寒いから、この寒さがお互いを思い出させる。
「ベルッチ、今日も寒いね!」

彼はいつも春のこと夏のことをまるで明日のことのように話しているが、私はといえばそのたびに「私はその頃何をしているかな」とぼんやり考えたりしている。
すでに人生のカウントダウンはいってる感じ…。(最近物忘れも激しいし。)

寒さが和らいで、この冬が薄らいでくると私たちの記憶も薄らいでいくような気がしている。
そしてそうなってもいいなぁとぼんやり思ったりしている。

それでも今はまだ、毎朝寒さを感じることに「今日も寒い♪」と心弾ませながら歩いている。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索