急遽海外に遊びに行ってしまった父の代わりに、母とコバケンを観にサントリーホールまで行ってきましたー。
いや、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴きに行ったのです。指揮者:コバケン(小林研一郎)。
その日の曲目はスメタナ、交響詩「わが祖国」全曲ですよ。スメタナと言えば「モルダウ」。生で聴くのは初めてだったので超楽しみにしておりました。
サントリーホール周辺はクリスマスの飾り付けが可愛らしく、さらにその前に母とハッピーアワーということで既にワインを飲んでいたのでとってもいい気分♪
初めて聴くチェコ・フィルの弦の音は柔らか〜い。もちろん迫力はあるのですが、ポンッポンッと弦を弾く音が耳に心地よく響く。
コバケンはとても小さくて(外人の中にいるから余計)、膝を使って全身で指揮する姿はとてもかわいらしい。(なんて失礼かしら)
やはり第2曲モルダウはいい曲である。私は「わが祖国」を全曲通しで聴いたのはこれが初めてだったのだが、柔らかい晩秋の木漏れ日の中、流れる川に沿って歩きながら最後は川の水に飲み込まれて溺れそうになるといった感じ。
終わった瞬間ぜぇぜぇしてしまいましたよ。(笑)
スタンディングオーベーション、鳴り止まぬ拍手の中、小林氏のコメントがあってちょっとビックリ。チェコ・フィルとの思い出話しと今夜の演奏の素晴らしさ、拍手が鳴り止まなくてもアンコールが禁止されているのでできなくてごめんなさいなど。場内ドッと笑いが起こったけれど楽団のメンバーは日本語が分からないから「??」状態。これもまた面白かったです。
ここで思い出すのは、映画「コーリャ/愛のプラハ」。私はこの映画が大好きで何度もみたっけ。そしてこの映画の中でも「わが祖国」が流れていたっけ。
東西統一目前の激動の時代。晩秋のプラハ。かつては有名音楽団の一員だった主人公は、今や(色々な事情により)落ちぶれて墓碑銘堀職人、葬式のBGM演奏者などをして一人で暮らしていた。そんな彼がある事情により(こればっか。笑。ごめんなさい、興味のある方はぜひ見てみてください。)コーリャ(5歳男児。ロシア人)と共に暮らすことを余儀なくされるところから始まるストーリー。そして冬、春、夏を経て再び秋へ。これまで味わうことのなかった感情が主人公の心の中に芽生えていく。
初老のロウカ(主人公)は人生の秋にコーリャと出会った、みたいなコピーが心に残っている。人生の秋、か…。
プラハは秋が似合う。と思ったものだ。
ちょうど数年前の10月の終わり頃、母は父と姉たちとドイツ―チェコの旅に出ていて、中でもプラハは父が一番行ってみたい土地だったということで、母にとっても特に印象深かったらしく、帰宅途中ずーーーっと(自慢)話しを聞かされた。
そして後日父に「チェコ・フィルハーモニーどうだった?」と聞かれ、「すっごくよかったよー。」と答えると、「あっそうか。お前はまだチェコには行ったことないんだっけ?」と、知ってるくせにニヤニヤしながら言ってその後もずーーーっと(自慢)話しを聞かされた。
美しい風景と美しい音色、魅力的であります。
いや、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴きに行ったのです。指揮者:コバケン(小林研一郎)。
その日の曲目はスメタナ、交響詩「わが祖国」全曲ですよ。スメタナと言えば「モルダウ」。生で聴くのは初めてだったので超楽しみにしておりました。
サントリーホール周辺はクリスマスの飾り付けが可愛らしく、さらにその前に母とハッピーアワーということで既にワインを飲んでいたのでとってもいい気分♪
初めて聴くチェコ・フィルの弦の音は柔らか〜い。もちろん迫力はあるのですが、ポンッポンッと弦を弾く音が耳に心地よく響く。
コバケンはとても小さくて(外人の中にいるから余計)、膝を使って全身で指揮する姿はとてもかわいらしい。(なんて失礼かしら)
やはり第2曲モルダウはいい曲である。私は「わが祖国」を全曲通しで聴いたのはこれが初めてだったのだが、柔らかい晩秋の木漏れ日の中、流れる川に沿って歩きながら最後は川の水に飲み込まれて溺れそうになるといった感じ。
終わった瞬間ぜぇぜぇしてしまいましたよ。(笑)
スタンディングオーベーション、鳴り止まぬ拍手の中、小林氏のコメントがあってちょっとビックリ。チェコ・フィルとの思い出話しと今夜の演奏の素晴らしさ、拍手が鳴り止まなくてもアンコールが禁止されているのでできなくてごめんなさいなど。場内ドッと笑いが起こったけれど楽団のメンバーは日本語が分からないから「??」状態。これもまた面白かったです。
ここで思い出すのは、映画「コーリャ/愛のプラハ」。私はこの映画が大好きで何度もみたっけ。そしてこの映画の中でも「わが祖国」が流れていたっけ。
東西統一目前の激動の時代。晩秋のプラハ。かつては有名音楽団の一員だった主人公は、今や(色々な事情により)落ちぶれて墓碑銘堀職人、葬式のBGM演奏者などをして一人で暮らしていた。そんな彼がある事情により(こればっか。笑。ごめんなさい、興味のある方はぜひ見てみてください。)コーリャ(5歳男児。ロシア人)と共に暮らすことを余儀なくされるところから始まるストーリー。そして冬、春、夏を経て再び秋へ。これまで味わうことのなかった感情が主人公の心の中に芽生えていく。
初老のロウカ(主人公)は人生の秋にコーリャと出会った、みたいなコピーが心に残っている。人生の秋、か…。
プラハは秋が似合う。と思ったものだ。
ちょうど数年前の10月の終わり頃、母は父と姉たちとドイツ―チェコの旅に出ていて、中でもプラハは父が一番行ってみたい土地だったということで、母にとっても特に印象深かったらしく、帰宅途中ずーーーっと(自慢)話しを聞かされた。
そして後日父に「チェコ・フィルハーモニーどうだった?」と聞かれ、「すっごくよかったよー。」と答えると、「あっそうか。お前はまだチェコには行ったことないんだっけ?」と、知ってるくせにニヤニヤしながら言ってその後もずーーーっと(自慢)話しを聞かされた。
美しい風景と美しい音色、魅力的であります。
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