←またこれですが。早速観ました。

究極のラブストーリーですな。
でもはっきり言っていろいろ考えさせられました。

時代は、南北戦争末期。寡黙な青年インマンと都会からやってきた牧師の娘エイダの愛の物語。
といっても、この2人、元々の恋人同士ではなく、強く惹かれあいながらもお互いの気持ちを確認し合ったのは、インマンが出征する直前、たった1度の口づけだけ。それこそ2人っきりで過ごした時間は、トータル数分ではなかろうか。
あれから3年。過酷な戦場で多くの仲間を失い、自身も瀕死の状態を彷徨いながら、命をかけるなら再びエイダの元へ・・と、脱走兵(見つかったら死刑)として故郷コールドマウンテンへと向かうインマン。
一方父を亡くし、金も食料も底をつき生活手段を失いながらも、その土地を離れず一途に彼を待ちつづける箱入り娘エイダ。
それぞれ何度も死にそうになりながらも立ち上がり前進するのは「再会」への強い思いのみ。
途中、エイダはたくましいレニー・ゼルウィガー(ええ、本当にたくましい)に支えられ、たくましく成長してゆくのであるが。

この互いの一途な熱い思い。
現代だったらどうなんでしょう。物も情報も豊かでかつ様々な誘惑(男女間のという意味だけではない。)に溢れていて、遠距離恋愛もままならないのが現代。
一緒にいたのはたった数分だけどそれでもあなたは私の永遠の恋人。
「マディソン群の橋」では、へーーぇ??となってしまった私であるが、この時代背景とシチュエーションにより、あり得る、そうあってほしいと強く共感したのであった。
また、原作は読んでいないので分からないが、この映画においては、この2人を演じている俳優の美しさ。観るものを納得させる美あり。
この美を前に、「再び会いたい。」 それは当然だろうと納得する私でありました。

ラスト(一歩手前かな)は、うぅ切ない〜〜 ではありますが、この映画はあくまでも「再会」がテーマなので。(と思うので)
結果的にそれしかあり得ない結末だろうと自分に言い聞かせました。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索